日本史年号マスターについて(1)

今セールをやっていますのでよろしくお願いします。

この日本史年号マスターは、構想期間は比較的短かったですが、作成には大変苦労しました。

 特に画像を多く使っていますので、メモリーオーバーで画面が表示されなくなる問題に直面し、その解決に3ヶ月以上を費やしました。なぜ突然、画像が消えるのか最初は原因が全くつかめず途方に暮れました。なかなかこういう問題について書いている書籍はないんですね。さんざんググった結果、どうもメモリーが関係している事に気づき、プログラムをいろいろと改変したり、デザイナーに画像を分割してもらったりしました。


 私事ですが、大学入試の社会は日本史・世界史を取りました。今はどうだか知りませんが、私の頃は東大は一次試験が9科目(共通一次が始まる前です)、2次試験が国語(現代文、古文、漢文)、数学、英語、及び社会が2科目でした。
 日本史については、比較的得意でしたが、特に明治維新のころの出来事の順序がなかなか頭に定着できなかったのを思い出します。ただ天皇上皇が幅を利かせていた平安時代等は得意でした。それは一つには天皇名を、武烈天皇から順徳天皇まですべて丸暗記していた事も大きいと思います。
 例えば

   876年に9歳で即位した清和天皇の皇子は誰か答えよ。
   967年に村上天皇が没したため即位した天皇は誰か答えよ。

などの直接的な問題は即答できますし、また天皇の即位は歴史の流れに大きくかかわっていますので、即位順が正確にわかれば解ける問題はかなりあります。

 何もかも丸暗記では時間の無駄ですが、覚えていれば使える部分は丸暗記するに越した事はありません。特に短時間で答えを出さなければならない受験のときには、歴史の流れの一里塚として本当に役立ちます。日本史で受験を考えておられる方はぜひお試しください。毎日三つか四つくらい覚えて行けば2週間ほどで覚えられます。(続く)